【新米スタッフの現場成長日記】vol.80 集水器・呼び樋の交換|詰まりの確認と部材選びで学んだこと

前回のvol.79では、空き家になっているお住まいで、雨樋や雪止めまわりに長年たまった土や枝葉の撤去・清掃を行いました。

その際、雨水の流れに関わる気になる箇所が見つかり、今回は追加で集水器と呼び樋の交換工事をお任せいただきました。取り外した部材の中を確認しながら、詰まりの状態をお客様へご報告しました。

前回の記事はこちら⇩

目次

交換前の集水器と呼び樋を確認

まずは、交換する集水器と呼び樋の取り付け状況を確認しました。

集水器は軒樋から流れてきた雨水を集める部材で、呼び樋は集水器から壁際の竪樋へつなぐ配管です。既存の軒樋や竪樋との位置関係を見ながら、取り外す範囲を確認していきました。

既設の部材を取り外し、内部の状態を確認

お客様からは、どの程度土が詰まっているのか確認したいとのお話をいただいていました。

そこで、集水器と呼び樋を取り外し、普段は外から見えない内側を確認しました。集水器の出口付近には土がたまっており、取り外した部材の中にも堆積物が残っていました。

土が集中していたのは、呼び樋の曲がり部分

さらに確認すると、集水器の出口付近と、呼び樋のエルボ(曲がり継手)部分に土が集中していました。曲がり部分には、開口部を塞ぐほどの土が塊になって残っていました。

呼び樋全体が土で埋まっていたわけではなく、竪樋まで詰まりが広がっていなかったことには、ひとまずほっとしました。実際に確認できた詰まりの位置や状態は、お客様にもご報告しました。

90度と105度の違いから学んだ、部材選び

今回のような、以前から使われている形の雨樋を取り付けるのは初めてで、納まりを考えながら作業を進めました。

その中で反省したのが、材料の発注です。エルボの角度を取り違え、90度の部材を注文してしまいました。現場で合わせてみると「いつもと納まりが違う」と感じ、社長に報告しました。

そこで、今回の接続には105度のエルボを使うことを教えていただきました。同じように見える部材でも、角度が違えば配管の向きが変わります。既存の竪樋につなぐ部分も含め、径や角度まで確認して手配する大切さを実感しました。

既存の軒樋に合わせて、新しい集水器を取り付け

既設の集水器を撤去した箇所に、新しい集水器を取り付けました。

軒樋から雨水が落ちる位置や、周囲の部材との取り合いを見ながら納めていきます。下から見える外観だけでなく、上から雨水を受ける部分のつながりも確認しながら作業しました。

呼び樋を交換し、既存の竪樋へ接続

集水器から竪樋へつながる呼び樋も、新しい部材に交換しました。

現場の位置関係に合わせ、エルボと直管を組み合わせて接続します。部材選びで学んだことを意識しながら、集水器から竪樋までの長さや角度、接続部分の納まりを確認して取り付けました。

水の流れと、取替後の納まりを確認

取り付け後は水を流し、落とし口から集水器へ向かう流れを確認しました。

集水器と呼び樋の交換を終え、既存の軒樋から竪樋へつながる部分が新しくなりました。前回の清掃で気になった箇所について、今回の追加工事で対応することができました。

今回の経験を、次の現場での確認につなげる

今回の工事では、取り外して内部を確認することで、詰まりがどこに集中しているのかを把握し、お客様へ具体的にお伝えすることができました。

部材の発注では、形が似ているからと判断せず、寸法・径・角度・接続先まで確認することが大切だと学びました。今回の経験を雨樋工事だけで終わらせず、ほかの工事でも材料の手配や現場確認に活かしていきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

これからも、現場での作業や学んだことを、分かりやすくお伝えしてまいります。

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