今回は、空き家になっているお住まいで、雨樋と雪止めまわりにたまった土や枝葉の撤去・清掃を行いました。
軒樋には長年の土が積もり、その上に苔が生えている状態でした。
敷地の隣には神社があり、周辺には伐採された木の切り株も残っていました。以前あった木の枝葉などが長年かけてたまり、空き家になってからも残っていた可能性があります。
玄関上の箱樋から清掃を開始
まずは、玄関上の箱樋と、その周辺の屋根の状態を確認しました。
箱樋の中や軒先には、土や落ち葉、細い枝などがたまっており、まとまった量の堆積物が見られました。
たまっているものを取り出し、周囲に残った土や枝葉も集めながら清掃を進めていきました。




箱樋と庇の上に残った土を清掃
大きな堆積物を取り除いた後は、ほうきを使い、庇の上に残った細かな土や落ち葉を集めました。
箱樋の中も清掃し、堆積物に隠れていた内側の状態が見えるようになりました。雨樋の中だけでなく、周囲に残ったものも片付けていきます。




雪止めまわりにたまった枝葉や土を撤去
瓦屋根の雪止めまわりにも、枝葉や土がまとまってたまっていました。
雪止めは屋根の雪が滑り落ちるのを抑えるためのものですが、その周囲に枝葉などが引っ掛かっている状態でした。
雨樋の清掃とあわせて、雪止めまわりに残っていたものも取り除いていきました。




苔が生えるほどたまった軒樋の土を撤去
続いて、西面と東面の軒樋の清掃を進めました。
樋の中には土が厚くたまり、その上に苔が広がっていました。雨水の通り道を狭めている堆積物を取り除き、樋の内側が見える状態まで清掃しました。




お隣のフェンスに配慮しながら慎重に清掃
建物の片側は神社に面し、もう片側はお隣のお住まいに近接しています。
お隣に面した側は、軒下がすぐフェンスになっている状況でした。
そのため、ほこりをできるだけ立てないように、取り除く土や枝葉をゴミ袋で受けながら、ゆっくり慎重に作業を進めました。清掃する場所だけでなく、その下や周囲にも気を配ることを意識しました。




清掃中に見つかった排水まわりの気になる点
作業中には、雨水の流れに関わる気になる箇所が2か所見つかりました。
雨樋の中を清掃すると、たまった土や苔に隠れていた部分も見えるようになります。
集水器や竪樋まわりの状態も記録し、今後の補修を考えるうえで確認しておきたい点を整理しました。清掃を進める中で、屋根まわりの状態にも目を向ける機会となりました。




補修提案へ
今回の作業では、雨樋や雪止めの清掃に加え、気になった箇所の補修についてお話しする場面もありました。
振り返ると、補修の方向性をお伝えする際には、必要な寸法や部材の形状、竪樋の径など、見積もりに必要な情報まで意識して確認することが大切だと感じました。
今後は、現場で気づいたことを具体的なご提案につなげられるよう、採寸や納まりの確認まで、先を考えて取り組んでいきたいと思います。




最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これからも、現場での作業や気づきを分かりやすくお伝えしていきます。




















