株式会社ジオプランを立ち上げたものの、
現実は想像していた以上に厳しいものでした。
会社をつくれば仕事が来る。
そんな甘い世界ではありませんでした。

朝起きても予定が入っていない日もありました。
「今日は電話が鳴るだろうか。」
「来月の仕事はあるのだろうか。」
毎日そんなことばかり考えていました。
会社員時代は、目の前の仕事を一生懸命こなしていればよかったのですが、独立すると営業、現場、見積り、経理、資材の手配など、すべて自分でやらなければなりません。
会社を経営することの大変さを、身をもって知りました。
それでも、不思議と後悔はありませんでした。
「自分が決めた道だから。」
その気持ちだけは変わりませんでした。
そんな中、初めて工事をご依頼いただいたお客様のことは、今でも鮮明に覚えています。

数ある会社の中から、まだ実績も少ないジオプランを信じて仕事を任せてくださいました。
「お願いします。」
その一言が、本当に嬉しかったことを今でも忘れません。
工事が終わるまで、毎日緊張していました。
『絶対に期待を裏切ってはいけない。』
その一心で、一つひとつの作業を確認しながら施工を進めました。
工事が終わった後、お客様から
「ありがとう。」
「頼んで良かったよ。」
と言っていただけた時は、胸がいっぱいになりました。
「ああ、この会社をつくって良かった。」
そう心から思えた瞬間でした。
あの時のお客様との出会いが、今のジオプランの原点です。
今でも一件一件の現場で思うことがあります。
工事を任せていただくことは、決して当たり前ではありません。
数ある会社の中から選んでいただき、大切なお住まいを任せていただく。
その信頼に応えることが、私たちの仕事だと思っています。
創業から年月が経った今でも、この気持ちは変わることはありません。
これからも初心を忘れず、一つひとつのご縁を大切にしながら、お客様に安心をお届けできる会社であり続けたいと思います。
次回は、創業当時から現在まで、私が変わらず大切にしている「仕事への考え方」について書いてみたいと思います。
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