今回、I様邸より屋根棟瓦の修理工事のご依頼がありました。
I様邸の屋根棟瓦を見たところ、経年劣化によりビスで固定されていたはずの瓦屋根のビスが浮いてしまい、その隙間から雨水が侵入したことにより、瓦の下の棟木もボロボロな状態に…
これがのちに、台風などの被害によりビスが外れてしまい、瓦屋根が飛んで行ってしまう事態にもなりかねません。
施工前📷
実際の施工前の状況写真がこちらです↓
そこで、今回は「樹脂木(じゅしもく)」という棟木を使用して、耐震棟工事をさせていただきました。
樹脂木とは❓
樹脂木(じゅしもく)と通常の木材と何が違うの?という点ですが、
木材は水を吸いやすく、施工前の状況写真のように木材が劣化しやすいですが、
名前の通り樹脂(じゅし)でできている為、水を通さないので木材のように腐ることがありません。
また、しなやかで折れにくいというのも特徴です。
この樹脂木(じゅしもく)を強力棟金具という金具を使用してビスで固定していき、”なんばん”といわれる棟下地を敷き詰めて、その上に屋根瓦を設置しなおしました。
昔は、葺き土といわれる土を敷き詰めるが一般でしたが、土の代わりになんばんを敷き詰めることで雨、地震にも強くはがれ落ちたりしません。
施工完了✨
そして、修理完了した写真がこちらです(^^♪
浮き彫りになっていたビスもしっかりと固定され、綺麗になりました!
今回の修理工事、「強力耐震棟工法」といわれる工法なのですが、東日本大震災にもビクともしなかったといわれている工法なのです。
ここ数年、南海トラフ地震が発生する可能性があると言われている中、今回のような修理工事は被害を最小限に抑えるためにもとても重要な工事になります。
また、耐震対策に限らず、台風などの被害による雨漏り対策にもなりますので一度ご自宅の屋根の点検を行うことをおすすめします(^^)/
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