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防水シートが浮いていました
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とても綺麗になりました
今回、A事務所様より2階から雨漏りがするとの事でお問い合わせがあり工事をさせていただきました😊
現場調査📸
現場調査に伺った所、屋上の防水シートが剥がれ浮きあがり、そこから2階に雨水が侵入して雨漏りが発生している状態でした☔
ワンポイント解説📝[屋上防水工事の種類❓]
こんにちは一級建築士の名和です🐭
ここでワンポイント解説✨✨✨
屋上防水の工事の種類と施工内容、特徴を
ご説明いたします。
屋上防水の種類は主に4つあります↓👷👷👷👷
種類 | 施工内容 | 特徴 | |
A | シート防水 | 塩化ビニールシート・ゴム製シートを 貼り付け 防水層をつくる施工方法 | 耐用年数10年~15年 ※塩化ビニールシートの方が厚みが あり耐用年数が長い |
B | アスファルト防水 | アスファルトルーフィングシートと 液状化したアスファルトを重ね敷いて 防水層をつくる施工方法 | 耐用年数15年~25年 ※耐用年数が長いので次の工事の 回数を減らすことができる |
C | ウレタン防水 | ウレタン防水は液体状のウレタン樹脂を 塗り広げ防水層をつくる施工方法 | 耐用年数は5年~15年 ※屋上の形状を問わず施工できる |
D | FRP防水 | FRP防水とはガラス繊維で 強化したプラスチックを屋上一面に 塗り付ける施工方法 | 耐用年数は10年~15年 ※耐久性や防水性が高い 比較的価格が安い 伸縮性が期待できなデメリットがあり ヒビ割れが発生する恐れがある |
調査報告📝
現場調査が終わり報告書と見積書を提出📝
A事務所様の屋上は広く凹凸がなく形状なシンプルな箇所の為、広い面積を均一に保護できる
シート防水=塩化ビニールシートをご提案させていただき、工事に入っていきました。
高圧洗浄🫧
まず初めに、既存の防水層の汚れ(ホコリ・コケ類)がこびりついている箇所を高圧洗浄で
綺麗にしていきました✨
立上り部撤去🛠️
高圧洗浄で下地をキレイにしていき、既存防水層の立上り部を撤去していきました。
立上り部下地処理☺️
立上り部の撤去が終わったら立上り部にポリマーセメントペーストを塗布していきました🧹
ボンド塗布🎶
ポリマーセメントペーストを塗り終えたら、絶縁シート(防水層を保護するために敷くシート)を張る為に
ボンドを塗布していきました。
絶縁シート張り(Uマット200)😊
ボンドを塗布したらその上に、既存の防水層と新設の防水層が接する事のない様に傷つけないように
絶縁シートUマット200(防水層を保護するために敷くシート)をしっかりと張っていきました。
ディスク盤/塩ビ鋼板設置🪛
絶縁シートを張り終えたら、その上に塩ビシートを張り付けるために塩ビ鋼板ディスク(UPディスク)を
絶縁シート(Uマット)の上に打ち込み固定。
平場部塩ビシート張付け🌟
塩ビ鋼板ディスク盤で絶縁シートを固定したら、平場部に塩ビシートを機械固定VTヒーターを使用してシートプレートへ融着、融着後VTヒーター用ディスク押え板で圧着していきました。
※塩ビシート防水の施工方法には「接着工法」と「機械的固定工法」があります。
機械的固定工法のメリットとして接着剤や防水材の乾燥を待つ必要がなく機械的に固定して行く方法であり、
雨や雪などの天候に左右されずに工事を開始することができます。
立上り部塩ビシート張付け🌟
平場部の塩ビシートの張付けが終わり、立上り部の塩ビシートを接着工法で張付けていきました。
出入隅増張り✨
立上り部に塩ビシートを張付けたら、出入隅増張りしていきました。
改修用ドレン取付🛠️
出入隅増張りが終わったら改修用ドレンを取付ていきました😊
シートジョイントシーリング/防水端末シーリング🎶
改修用ドレンの取付が終わったら、シートの接合部分・部材と部材の間をシーリングしていきました✨
端部押え金物取付🔧
シーリング作業が終わったら、端部押えに金物を取付けていきました👷
完成✨✨
端部押えに金物を取付けていき、最後にサービスで南樋部分を清掃させていただきました。
完成写真はコチラ↓📸
とても綺麗になりました。これで雨漏りする心配がなくなりましたね😊
陸屋根住宅は防水シートが施されている場合がほとんどですが、メンテナンスを定期的に行っていない場合ですと、劣化が進み建物への深刻な影響を及ぼしてしまいます…
おおよそ防水シートの耐用年数は10~20年程といわれていますので
普段ではなかなか目が行き届かない箇所だからこそ、定期的なメンテナンスをお勧めします♪
弊社では、無料で雨漏り診断・調査させていただきますのでお気軽にお問い合わせくださいね!
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