【樋工事】箱樋改修工事 Y様邸(岐阜県岐阜市)

施工前
施工後

今回は、雨漏りのお問い合わせがあり箱樋の改修工事をさせていただきました。

目次

現場調査に伺ったところ、箱樋の部分が経年劣化により赤錆が目立つ状態でした💧

この錆の状態がもっと進行すると、錆の部分から穴が空き雨漏れの原因になります☔

現場調査(施工前)①
現場調査(施工前)②

また、端の板金の納まりも悪く、コーキングもボロボロな状態でした😥

現場調査が終わり調査報告書と見積りを提出📁

既設の箱樋に、新しく谷樋でカバーをして施工する方法をご提案させていただき、工事に取り掛かりました。


こんにちは一級建築士の名和です🐭

ここでワンポイント解説✨✨✨

”箱樋”について

ご説明させていただきます!

断面が長方形になっているのが箱樋の特徴です。

屋根から流れた雨水を竪樋に流す役割があります。

主に、美観目的で取り付けられることが多く、外からは見えない為、知らない人も多いのではないでしょうか💡

工事に取り掛かる前に、箱樋の採寸を行いました。

屋根の部分なので、はしごをかけて安全第一に作業をします。

谷樋をカバーする為に、既設箱樋の笠木部分を解体しました。

既設箱樋笠木部解体①
既設箱樋笠木部解体②

笠木を解体したところ、既設箱樋に納めてあった板金が経年劣化により変形し、浮いてしまっている箇所がありました。

板金浮き箇所①
板金浮き箇所②

今回は、カバー工法での工事なので、新しく谷板金を納める前に浮いている箇所を含めて一度淵に沿って

掴箸(ツカミバシ)をつかい折り曲げながら綺麗に修正しました。

笠木解体・既設板金修正完了後、谷板金を納めました🔨

谷コイルを使用して、採寸したサイズに合わせて加工し納めていきます。

今回は、谷コイルについてご説明させていただきます!

谷コイルは、Panasonicが製造・販売している『耐酸被覆鋼板』です。

※PanasonicHP参照

サビに強い芯材の表裏面と両端を、弾力性があり耐久性・耐候性・耐食性に優れた被覆層で包み込んだ構造で、どんな加工も手間いらずで簡単にできます♪

谷板金納め①
谷板金納め②

板金の繋ぎ目には、谷シールというコーキングを使用してしっかりと繋ぎ合わせていきました。

コーキング施工①
コーキング施工②

端の部分もコーキングでしっかり埋めた後、ぴったり納まるように施工しました。

さすが職人技です✨

一つ一つ丁寧に施工してくださっているのがよくわかりますね🎵

谷板金納め完了後、笠木を取付しました。

笠木施工①
笠木施工②

こちらもしっかりコーキングで繋ぎ合わせて施工していきました。

笠木施工③
笠木施工④

笠木施工完了後、オーバーフロー菅施工していよいよ施工完了です✨

オーバーフロー菅施工①
オーバーフロー菅施工②
オーバーフロー菅施工③

施工完了した写真がこちらです📷✨

施工完了①
施工完了②

綺麗に納まりました😊🎉

雨樋は雨水をスムーズに排水するだけではなく、外壁などへ雨水が侵入し腐食したり、雨漏りするのを防ぐ役割もある大事な役物です。

雨樋の寿命は約10年~15年といわれています。

劣化が進んでしまうと樋の機能をなくし建物への影響も出てしまいますので

そうならない為にも一度点検されることをお勧めしています🌟

気づかないうちに劣化が進んでいるかもしれません⚠

屋根・外壁無料診断”も行っておりますのでお気軽にお問い合わせくださいね🎵

代表取締役 名和修

お問い合わせ・お見積りは
すべて無料です!
お気軽にご相談ください🐭

スタッフ池田

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