今回は、玄関の庇(ひさし)部の見付の雨だれが天井にまわってシミがついて、天井が落ちかかっているとの事でお問い合わせをいただき工事をさせていただきました。
シミがついている箇所をカットして下地の状態を見ましたところ、経年劣化により剥がれ・めくれが起きボロボロな状態でした💧
剥がれ・めくれによりできた隙間から雨水が侵入していると考えられます。
このまま放置をしておくと雨漏りの状況は酷くなる一方ですので早めの対処が必要です⚠
調査報告📌
現場調査が終わり調査報告書と見積りを提出📁
庇部分を囲むように水切り板金を加工して施工することをご提案させていただき、工事に取り掛かりました!
ワンポイント解説👌水切板金とは?
こんにちは一級建築士の名和です🐭
ここでワンポイント解説✨✨✨
今回は、”水切板金”について
ご説明させていただきます!
①軒先水切り
屋根の先端部分(軒先)に設置する板金。
屋根から流れた雨水を雨樋へスムーズに排水する役割があります。
②雨押さえ水切り(取合水切)
屋根と壁が接合している部分に設置する板金。
壁に流れる雨水を屋根に侵入するのを防ぐ役割があります。
③壁止まり板金
屋根と壁が接合している部分の軒先部のことを壁止まりといいます。
屋根と壁の隙間から雨水が侵入するのを防ぐ役割があります。
④土台水切
建物の外壁と基礎の間にある板金。
室内への雨水の侵入を防ぐ/雨水が外壁を伝って汚れるのを防ぐ/基礎土台の腐食を防ぐといった役割があります。
④谷板金
2枚の屋根が交わる部分(谷)に取り付けられる板金。
雨が集中する為、雨水が溜まらないようにスムーズに排水する役割があります。
⑤棟板金・⑥下り棟
勾配屋根の頂部に取り付けられる板金。
屋根材との接合部分を覆うことで、雨水の侵入を防ぐ役割や見た目を印象付ける役割もあります。
水切りにも施工する部位によってこんなにも種類が分かれているのですよ。
部材同士のごく僅かな隙間から雨水が侵入し、それが蓄積されていくと雨漏りや内部の劣化に繋がります💧
そうならない為に施工されるのが”水切り板金”です。
建物にとって非常に重要な役割を担っている部材でしょう。
今回の水切りは、雨水を切る役割の水切りです☞
施工完了✨
施工完了した写真がこちらです📷✨
綺麗に納まりました‼
これで雨水侵入の心配もいりません‼
適切に水切りを設けていないと、雨水は壁をつたって天井にまわってしまいます。
雨風や日差しから守ってくれる役割がある庇ですが、その分天候などの影響を受けやすい場所でもあります。
皆さんのご自宅や建物の天井は剥がれたりめくれたりしていませんか?
天井だから大丈夫だろうと思われがちですが、天井が劣化することで天井の落下する恐れがあり非常に危険です⚠
何事も早めの対処が必要ですので、少しでも気になる点・不安な点がございましたら一度点検だけでもしていただくことをお勧めします。
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