今回は、倉庫と車庫の屋根カバー工事のお問い合わせがあり、
工事をご紹介いたします🎵
現場調査🔍
現場調査に伺ったところ、工場に多く採用されている『波板スレート屋根』と言われる屋根材でした。
ワンポイント解説👌波板スレート屋根とは?🏠
波板スレート屋根とは、主に工場や倉庫、古い住宅などに使われている屋根材で、
「波のような形」が特徴の板状の素材です。

⭐波板スレート屋根の特徴
・耐久性が高い
スレートはセメントと繊維を混ぜて作られており、丈夫で長持ちする素材です。
正しくメンテナンスすれば、20年以上使用できることもあります。
・耐火性に優れている
セメント系の素材なので、火に強く、万が一の火災の際にも安心です。
・コスト◎
金属屋根などと比べると比較的安価で、施工もしやすいため、
コストパフォーマンスに優れています。
・遮音性・断熱性がある
厚みがあり、金属屋根に比べると音や熱を伝えにくいため、
雨音が静かで夏の暑さも和らぎます。
このように優れた耐久性や断熱性が魅力の波板スレート屋根ですが、
一方で使用やメンテナンスにあたっては注意すべき点もいくつかあります💡
⭐波板スレート屋根の注意点
・ひび割れや破損
長年の風雨や紫外線によって表面が劣化し、割れや欠けが生じることがあります。
・アスベスト含有の可能性
古いスレート材にはアスベスト(石綿)が使われている可能性があり、リフォームや撤去には専門業者による安全な処理が必要です。
・コケやカビの発生
表面に水分がたまりやすく、日陰や湿気の多い環境ではコケ・カビが繁殖しやすくなります。
・塗膜の劣化
スレートの表面塗装は時間とともに色褪せ、雨水を吸収しやすくなるため、塗り替えなどの定期的なメンテナンスが推奨されます。
定期点検や適切なメンテナンスを行うことで、安全性と見た目を長く保つことができます!
経年劣化により全体的に、ひび割れ・破損・塗膜の劣化が目立ちボロボロな状態でした💦
明り採りも色がかなりくすんでしまっているのが分かります。





調査報告📑
現場調査が終わり調査報告書と見積りを提出📁

今回は、庇部分は既設のスレート小波を撤去し新しくスレート屋根を取替。
『エバールーフやまなみ2型』※ペフ付きを採用。
倉庫・車庫は屋根カバー工法で屋根を新しくすることをご提案させていただきました!!
『エバールーフやまなみ Ⅰ型』※ペフなしを採用。
色はどちらもメタリックブラウン(GCM21)です。

また、車庫の庇上外壁部分は外壁カバー工法で新しくすることもご提案させていただきました。
外壁材には『4山角波※リブ付き』を採用しました。
色はメタリックブラウン(GCM26)です。

足場組み🪜・落下防止ネット設置
まず、工事に入る前に足場組み・落下防止ネットを設置しました。


飛散防止・作業員の安全確保・養生・落下物対策の為に、屋根上に落下防止ネットを設置しました。


庇部分屋根取替
足場組み・落下防止ネット設置完了後、まずは庇部分の屋根の取替工事をしていきました。


既設の樋・屋根撤去後に新しく屋根を葺きました。

明り採り取替🔩
次に、倉庫の明り採りの取替をしました。
ワンポイント解説👌①明り採りとは?

こんにちは一級建築士の名和です🐭
ここでワンポイント解説✨✨✨
今回は、”明り採りとは?”について
ご説明させていただきます!

スレートと呼ばれる波板形状で作られている工場が多いのですが、光を通さない為工場内がとても暗くなってしまいます。
その為、室内に明かりを取り入れる目的で
”明り採り”を採用している工場を多く見かけます。
←の写真📷参照
明り採りを取付するだけで、工場内が明るくなっているのがよく分かりますね✨




外壁(カバー工法)
外壁材をカバー工法で施工していきました。
以下の手順で施工を進めていきました👇
既設の外壁のフックをカット
↓
頂部水切施工
↓
壁下地(Cバー)を施工
↓
4山角波(リブ付き)色:メタリックブラウン(GCM26)を施工



屋根葺き(カバー工法)
明り採り取替をしながら新しい屋根材を葺いていきました。



1枚1枚屋根の山波に合わせて丁寧に葺いていきました。
暑い中、屋根の上で作業する職人さんはすごいです・・・・!!


樋工事
屋根葺き作業完了後、軒樋・竪樋を施工していきました。
倉庫・車庫には『前高130WIDE・受金具@650』、
庇部分には『シルビスケアPC50・受金具@650』で施工しました。








役物施工
軒樋・竪樋施工完了後、役物の施工をしていきました。
⭐破風包み




破風板金には破風包み補強金具を取付しました。
浮きや歪みを防止するために上から押さえる役割を持つ金具で、強風や経年劣化による外れを防ぎます。
⭐水切板金

壁際の雨水の侵入を防ぐ為、コンプリフォームを施工しました。

※壁際の雨水侵入を防ぐ為、雨押え板金を取付しました。
施工完了✨
施工完了した写真がこちらです📷✨


とても綺麗に生まれ変わりました✨
ドローンで撮影すると上空から屋根全体を見ることができるので
施工前との違いがよく分かります👀!
屋根材によって耐用年数は様々ですが、10年に1度は住宅点検をすることをお勧めしています💡
少しでも気になる点・不安な点がございましたらお気軽にご相談くださいね‼
詳しい詳細は、「屋根葺き替え・カバー工法」「屋根板金工事」「外壁張り替え工事・カバー工事」
をご覧ください🎶
最後に…‼!ここまで読んでくださった方に嬉しいお知らせです🌸
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ところで、皆さんは屋根の点検をしていますか?👀
「人間ドックは毎年受けてるけど、屋根の点検って…最後はいつだったっけ?」
そんな方、意外と多いのではないでしょうか?
私たちは自分の体調変化には敏感でも、家の異変にはなかなか気づけません。
でも、家にとっての“健康診断”☞それが屋根点検なのです。
この記事では、屋根点検の重要性を「人間ドック」と比較しながら、
わかりやすく解説していますので
ぜひご覧ください👇


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