今回は、雨漏りがしているとのお問い合わせをいただきリフォーム工事をさせていただいた方の
外壁のカバー工事の様子をご紹介いたします!
現場調査🔍
現場調査で実際に外壁に水をかけて漏れがないか調査しました🔎
調査したところ、外壁の基礎立ち上がりとALCの間の段差が生じていることが
雨漏りの原因であるということが分かりました💦



室内の雨漏り状況を見ても、広範囲でシミになっているのがよく分かります💦
ワンポイント解説👌
外壁の基礎立ち上がりとALCの間に段差が生じていると
どうしてダメなの?

こんにちは一級建築士の名和です🐭
ここでワンポイント解説✨✨✨
今回は、”外壁の基礎立ち上がりとALCの間の段差が生じている”とどうしてダメなのでしょうか?
それについて
ご説明させていただきます!
外壁の基礎立ち上がり部分とALCとの間に段差が生じている場合、
いくつかの不具合が発生する可能性がります⚠
まず、ALCとは高温高圧養生された軽量気泡コンクリートの略で、
建物の外壁や間仕切りに使われる軽量で断熱性の高い建材のことです。
①雨水の浸入リスク
・段差があると水がたまりやすくなり、浸入経路になる。
・ALCは吸水性があるため、基礎との隙間や段差から雨水がしみ込み、躯体の劣化を招く恐れがあります。
・長期的には内部の腐食、カビ、シロアリ被害の原因にもなり得ます。
②防水処理が難しくなる
・段差があることでシーリング材や防水シートの施工が複雑化し、施工ミスが起きやすくなります。
③クラック・ひび割れの原因に
・段差部分は力の集中が起きやすいため、地震や建物の動きによりクラック(ひび割れ)が生じやすくなります。
・ALCパネルはモルタル等で目地を仕上げるため、応力が集中すると目地割れやパネル破損が起こることも。
以上の点から、基礎立ち上がりはALCパネルの下端と同一面または数センチ程度内側に設定するのが理想です。
なかなか専門業者でないと分からない部分ではありますが、こうした事例も雨漏りの原因になることがあるということを知っていただけたらと思います😢
調査報告
現場調査が終わり報告書と見積書を提出📝



今回は、写真赤枠の部分を外壁のカバー工事で施工することをご提案させていただき
工事に取り掛かりました‼

今回カバー工事で使用した外壁材は
野々山商店の
”ネオK型スパンドレル
カラーGL鋼板t=0.35”
色:セソオス プライム
ソフトオレンジ(X162)
です。
足場組
まず、工事に取り掛かる前に足場組を設置しました。




足場組を設置するにあたり、建物前の植木鉢等を移動させ、
材料などを置く場所にはブルーシートを敷くなど、
事前処理もしっかりと行ったうえで、足場組を設置していきました。






足場組設置完了後、メッシュシートを全体に被せました。
気性があり、風に強く、高所作業でも風圧による転倒リスクを減らす為です。
主に、外壁塗装・改修工事などで使用されます。
水切板金施工
足場組設置完了後、水切板金を施工しました。
⭐土台水切




⭐サッシ廻り水切板金
サッシ廻りは外壁の透湿防水シートを施工後に取付しました。






⭐入隅・出隅板金納め


新設外壁材施工
水切板金施工完了後、外壁材を張っていきました。




施工完了✨
施工完了した写真がこちらです📷🎶


既設の外壁材と色味が近いものを採用させていただいたので、
施工前と外観の雰囲気はそのままに、とても綺麗に納めることができました😊💫
これで雨漏りの心配もなくなり、私たちもホッと一安心です🍀
当社ジオプランでは、『屋根・外壁無料診断(ドローン調査)🔍』『雨漏り調査☔』
どちらも調査は無料で行っておりますのでお気軽にお問合せくださいね🎵
今回の外壁材のカバー工事についての詳細はこちらです👉『外壁張り替え工事・カバー工事』
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