【内装工事】暑さ・寒さ対策の為の遮熱工事(アストロフォイル) Y工場(岐阜県大垣市)

施工前
施工後

今回は、工場の暑さ・寒さ対策の為にアルミ遮熱材(アストロフォイル)を使用して遮熱工事をさせていただきました。


こんにちは一級建築士の名和です🐭

ここでワンポイント解説✨✨✨

今回は、アルミ遮熱材”アストロフォイル”について

ご説明させていただきます!

アストロフォイル」は、夏季の日射による侵入熱を低減し、室内温度の上昇や火照りを抑え、冷房エネルギーを低減することができます。
また、夏場は室内への熱の侵入を抑え、冬場は暖かい熱を屋根へ逃さず内側へ反射(遮断)し、快適な空間を保ちます。

夏は涼しく、冬は暖かい空間を作ってくれる役割があるわけです。

夏場では最大9.9度の差があるのは驚きですよね😶

🔎《アルミ遮熱材 アストロフォイル

熱の移動には以下の3種類があるのですが、『伝導』『対流』『輻射』のうち『輻射熱』97%を跳ね返し室内を快適に保ってくれます。

分かりやすいイメージですと…☟

湯たんぽ

伝導熱:直接触れて伝わる熱

エアコン

対流熱:風・空気で伝わる熱

ストーブ

輻射熱:赤外線で伝わる熱

この中でも輻射熱というのは、赤外線による伝わる熱の為360°全ての方向へ移動するので、熱せられた屋根や外壁の熱は温度の低い室内・人体に向け放出され暑くなります🥵

では、遮熱材ではなく断熱材でも良いのでは?😮と思われる方もいるかと思いますが、

↓のイメージ図の通り、断熱材は『熱を止めるもの』ではなく『熱の伝わりを遅くするもの』なので、太陽の輻射熱を吸収し蓄えてしまう為、輻射熱を止めることはできません✋

一方で、アストロフォイルは輻射熱を跳ね返すので、夏は太陽熱を帯びた屋根や外壁の熱を遮断し、冬は室内の熱が外に逃げるのを防いでくれます!!

実際の実験で以下の結果が出ています💡↓

また、軽量でかつ丈夫であることから、屋根・壁・窓など場所を選ばずあらゆる箇所で使用できるのも特徴です!!

※【HP参照:アストロフォイル

今回は、屋根ではなく室内の壁・天井に遮熱材を施工する工事をさせていただきましたのでご紹介します✨

目次

現場調査に伺ったところ、スレート倉庫でした。夏場はとても暑く遮熱材を使用したいとのご要望でした。

現場調査①
現場調査②
現場調査③

屋根の明り採り・サッシから熱が侵入し、かなり暑い状況でした🥵

現場調査が終わり調査報告書と見積りを提出📁

施工図①
施工図②

室内の屋根・壁に遮熱対策としてアストロフォイル(遮熱材)を隙間なく施工することをご提案させていただき工事に取り掛かりました。

日本の平均的な屋根面積を持つ住宅で「アストロフォイル」を使用すると、エアコン1台(2.5kW~4.0kW)に相当する熱量の侵入を軽減することができ、月々の電気代の節約が期待できることになります。(平均屋根面積を110㎡と想定)

という実験結果が出ているので、工場内は熱が籠りやすいので天井・壁に遮熱材を施工することで大きな遮熱効果が期待できそうですね💡

アストロフォイル(遮熱材)を固定する為に、ガルバリウム鋼板素地の下地を施工しました。☟

※下記図面参照

下地施工①
下地施工②
柱裏の下地①
柱裏の下地②

室内に足場組みを設置し作業を進めている様子です👀↓

下地施工工事の様子①
下地施工工事の様子②
屋根下地①
屋根下地②
壁際ジョイント下地
屋根ジョイント下地

下地施工完了後、遮熱材を壁から順にを施工していきました。

天井・壁と範囲が広い分6日間かけて作業をしていきました👷🔨

🌟遮熱材工事(1日目):壁部分

遮熱材施工①
遮熱材施工②
遮熱材施工③

🌟遮熱材工事(2日目):壁部分

2日目も同じように、遮熱材を張り合わせしビスで固定していきました🔩

遮熱材施工①

←写真のように下地の上にアストロフォイルを固定していきました。

遮熱材施工②
遮熱材施工③
遮熱材施工④
遮熱材施工⑤

🌟遮熱材工事(3日目):壁部分

3日目で壁一面は仕上がりました!!

遮熱材施工完了①
遮熱材施工完了②

🌟遮熱材工事(4日目):天井部分

壁の遮熱材施工完了後、いよいよ天井の作業に入っていきます。

天井は1枚1枚職人さん二人掛かりで隙間や浮きが出ないように抑えながら作業をしていきました。

遮熱材施工(天井)①
遮熱材施工(天井)②

これがなかなか大変な作業ではありましたが、職人さんの素晴らしい連携で順調に作業を進めることができました👏

遮熱材施工(天井)③
遮熱材施工(天井)④

取り合い部も綺麗に納めることができました👏さすが職人さんです!

🌟遮熱材工事(5日目)

天井部分も順調に仕上がりました。

遮熱材施工(天井)
遮熱材施工(天井)

固定したビスにカバーに取付しました。

平座を付けてビスで固定

アストロフォイルの中間に

2本固定しました🔩

🌟遮熱材工事(6日目)

いよいよ作業も大詰めに…!!

遮熱材施工完了後、ビスで固定した部分にアルミテープを施工しました。

こうすることで見栄えもぐっと綺麗になります。

アルミテープ施工①
アルミテープ施工②
アルミテープ施工③
アルミテープ施工④

最後に、遮熱材施工した隙間部分・端部にガルバリム鋼板の役物(特注品)を取付しました。

しっかりと固定され、隙間もなく綺麗に納めることができます。

役物施工①
役物施工②
役物施工③
役物施工④

施工完了した写真がこちらです📷✨☟

施工完了①
施工完了②
施工完了③
施工完了④

とても綺麗に納めることができました🎵

これで、工場内で作業する作業員さんも暑い夏も寒い冬も快適に過ごすことができます🎵

特に今回のような工場は、熱が籠りやすく暑い上に寒い冬は極寒のような冷たさですよね💦

工場内で保管する製品の性質上、冷暖房設備を設けることができない場合などは、今回のように遮熱材を施工することで暑さ・寒さ対策をすることがきるのでお勧めです!

快適な環境下で作業をすることで作業の効率化にも繋がり様々なメリットが生まれます✨

近年地球温暖化が進む中、太陽光パネルを設ける/エコ機能がついた電化製品を使用する…等の様々な省エネ対策がありますが、

設置する際の費用であったり維持費であったり、それなりのコストがかかってしまいますよね💦

そこで当社ジオプランがお勧めしているのが、この『アストロフォイル』を使用した『遮熱通気工法』なのです。

もちろん施工する際の工事費用などはかかりますが、季節を問わず年間を通して移住空間を快適に保ってくれる他、建物の外装や構造に湿気や結露によるダメージを与えにくく、建物の長寿命化にも貢献します👀!!

遮熱通気工法実験⚗️

当社ジオプラン遮熱通気工法に興味がある人は、こちらのページも参照してください🎵

実験動画もありますので是非見てくださいね⚗️

遮熱通気工法』についての記事がありますのでこちらもご参考にしてみてください✅

屋根に限らず、壁や天井などのあらゆる箇所にも施工可能です!!

当社ジオプランは家の構造を知り尽くした国家資格「一級建築士」や、屋根工事のスペシャリスト「一級建築板金技能士」が在籍していますので、ぜひ安心してお任せください!!

少しでも気になる点がございましたらお気軽にご相談くださいね🎵

代表取締役 名和修

お問い合わせ・お見積りは
すべて無料です!
お気軽にご相談ください🐭

スタッフ池田

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