【新米スタッフの現場成長日記】vol.69 掃き出し窓枠上部からの雨漏り対策|ALC外壁のクラックと屋根との取り合い部を補修

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掃き出し窓上部からの雨漏り対策|ALC外壁のひび割れと屋根の取り合い部を補修

今回は、掃き出し窓の枠上部から雨漏りがするとのご連絡をいただき、現場へ伺いました。

窓の上には、アルミ製の骨組みにポリカーボネートの屋根材を取り付けた庇屋根があり、その上部にはALCの外壁があります。今回は、外壁のクラック(ひび割れ)や目地、屋根と外壁の取り合い部分を確認し、雨漏り対策としてシーリング補修を行いました。

ポリカーボネート屋根を取り外し、外壁を確認

まずは、作業箇所に近づけるようにポリカーボネートの屋根材を一時的に取り外しました。脚立を使用して、アルミ部材の上部にあるALC外壁や、屋根と壁が接する部分を近くで確認します。

アルミ部材とALC外壁の取り合い部分には、水が溜まっている箇所がありました。既存のシーリングは施されていたものの、施工幅が細く、シーリング材が切れている状態も確認できました。

あわせて、ALCパネル同士の目地(つなぎ目)や外壁の角部にもひび割れが見られたため、周辺を含めて補修が必要な箇所を確認しました。

雨上がりの外壁から、雨水の流れを確認

現場を確認したのは雨が降ったあとで、外壁には雨水が流れた跡や、濡れている部分と乾いている部分の違いがはっきりと残っていました。

特に、横方向にひび割れが入っている箇所では、ひび割れを境に雨水の流れた跡が途切れているように見える部分がありました。上から外壁を伝ってきた雨水が、ひび割れの内部へ入り込んでいる可能性が考えられます。

こうした濡れ方も手がかりにしながら、雨水の浸入口となっている可能性がある箇所を確認し、シーリングによる防水処理を進めました。

ひび割れをUカットし、シーリング材を充填

補修するひび割れには、ディスクグラインダーでひび割れに沿って溝を設ける「Uカット」を行いました。その後、調色した変成シリコーン系シーリング材を充填し、防水処理を施しました。

ひび割れの表面に薄くシーリング材を重ねるだけでは、壁の動きに対応しきれず、補修した部分が再び切れてしまうことがあります。

そこで今回は、Uカットによってシーリング材を充填するための幅と深さを確保しました。溝の中にシーリング材を充填することで、ひび割れの動きに追従しやすい補修とし、防水性の維持につなげることを目指します。

目地と屋根・外壁の取り合い部も補修

ひび割れの補修とあわせて、ALCパネル同士の目地や、アルミ部材と外壁の取り合い部分にもシーリング補修を行いました。

水が溜まっていた部分や、既存シーリングの切れが見られた部分も補修し、雨水の浸入を防ぐための処置を行っています。

降雨時の確認を行い、ポリカーボネート屋根を復旧予定

現在はシーリングによる補修を終え、経過観察を行っている段階です。今後、雨が降った際に、掃き出し窓枠上部からの雨漏りが再発していないかを確認します。

雨漏りがないことを確認したうえで、取り外したポリカーボネート屋根材を復旧し、工事完了とする予定です。

小さなひび割れも見逃さず、状態に合った補修を

今回の現場を通して、一見小さなひび割れでも、雨水の浸入口になる可能性があることを改めて感じました。

普段の板金工事とは異なるALC外壁の目地や取り合い部の納まり、Uカットを行ったうえでのシーリング補修など、外壁の状態に合わせた下地処理の大切さを学ぶ機会となりました。

今日も一日おつかれさまでした。明日もご安全に!

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