今日は、東工場の屋根に雪止め金物を取り付ける工事を行いました。
前回の作業で屋根材の本締めまで完了しており、今回はその続きとして、屋根の片面に雪止め金物を取り付けていきました。


今回使用した屋根材は、瓦のような形状・意匠を持った金属屋根材です。
見た目は瓦に似ていますが、板金屋根として施工される材料で、今回初めてこのような瓦調の金属屋根材に雪止めを取り付ける作業を経験しました。
瓦調の屋根材に合わせて雪止めを取り付け
今回の雪止め金物は、屋根材の丸い山の部分に合わせて取り付けます。
屋根材には瓦のような段差があり、その形状に合わせて雪止め金物を配置していきます。
雪止め金物は、屋根材の形状や取り付け位置、使用する金物の種類によって施工方法が変わるため、単純に同じ位置へ取り付ければよいというものではありません。
今回は、雪止めを一列に並べるのではなく、屋根面に対して段違いになるように(千鳥)配置し、二列で取り付ける仕様となりました。
取り付け前に金物を当てがい、位置を確認
雪止め金物を固定する前に、まず実際に金物を屋根材へ当てがい、取り付け位置と角度を確認しました。
位置が決まったら、金物のビス留め位置に合わせて屋根材へケガキを行います。
今回は二列分の取り付け位置を確認しながら、一つひとつ位置を合わせていきました。



このような作業では、最初の位置出しが非常に重要です。
取り付け位置がずれてしまうと、雪止め全体のラインが揃わなかったり、金物が屋根材にうまく納まらなかったりするため、固定する前の確認を丁寧に行いました。
ケガキに合わせて穴を開け、雪止め金物を固定
二列分のケガキが終わったら、印を付けた位置にドリルで穴を開けます。


孔あけが完了しましたら、孔周辺の切粉の清掃を行いました。
その後、雪止め金物の裏側に付いているパッキン材へ変成シリコーンを塗布します。

金物を所定の位置に合わせ、ビスで仮固定した後、ビスのパッキンと金物が接触する部分にもシーリング処理を行い、雨水が入り込まないようにします。

最後にビスを本締めして、雪止め金物をしっかりと固定します。
ビスの締め付けは「締めすぎない」ことも重要

今回の施工でも、前回の屋根材本締め作業と同じように、ビスを締め付ける際の力加減には注意が必要でした。
屋根材の下地がすべて同じ状態とは限らず、ビスを固定する位置によっては下地の状況が異なります。
また、今回の屋根材は金属製のため、ビスを必要以上に強く締め付けると、屋根材がへこんでしまう可能性があります。
屋根材がへこんでしまうと、その部分に水が溜まりやすくなり、雨仕舞いの面でも問題につながる可能性があります。
そのため、しっかり固定することはもちろんですが、「締め付けすぎない」ということも重要なポイントになります。
インパクトドライバーを使う場合も、ビスが適正な状態で止まるように、材料の状態を確認しながら締め付けることを意識しました。
今回の施工で学んだこと
今回の作業では、瓦のような意匠を持った金属屋根材に雪止め金物を取り付けるという、初めての経験をすることができました。
実際に施工してみることで、屋根材にはさまざまな形状やデザインがあり、それぞれの屋根材に合わせて雪止め金物の取り付け方や納まりを考える必要があることを学びました。
また、雪止め金物は「取り付けて終わり」ではなく、取り付け位置の確認、ケガキ、穴あけ、シーリング、防水処理、ビスの締め付けまで、一つひとつの工程が重要です。
特に今回は、金属屋根をへこませないためのビスの締め付け加減について、改めて注意する必要があると感じました。



今後も、屋根材そのものの特徴だけでなく、その屋根材に合った役物や雪止め金物の納まりについても知識を深め、さまざまな屋根に対応できるようになりたいと思います。
今日も一日おつかれさまでした。明日も一日ご安全に!

















