岐南工場で金属屋根の本締め作業を行いました
今日は、岐南工場で金属屋根の本締め作業を行いました。
以前、職人さんと一緒に金属屋根の施工を行った際は、屋根材を所定の位置に納め、仮押さえの状態までで作業を終えていました。
今回はその作業の引き継ぎとして、前回教えていただいた施工方法を思い出しながら、一人で本締め作業を行いました。

瓦のような形状をした金属屋根材
今回、岐南工場で使用している屋根材は、瓦の形状をした金属屋根材です。

画像引用元 :セキノ興産 和風調長尺金属瓦 かわら455 商品紹介ぺージより
引用元:https://www.sekino.co.jp/product/roof/metal-tile/longboard/kawara455
瓦の形をした屋根材を縦方向に連続して施工するタイプで、仕上がりはまるで本物の瓦屋根のような重厚感があります。
一方で、従来の瓦に比べて軽量なのが特徴です。
瓦屋根のような美しい外観を持ちながら、金属屋根材ならではの施工性を備えているため、見た目と施工性の両方を考えた屋根材だと感じました。
パッキン付きビスで屋根材を固定
屋根材の固定には、パッキン付きビスを使用します。
屋根材の瓦の山部分には、一定のピッチでビスを固定するための部分が設けられており、その位置にビスを打ち込んで下地へ固定していきます。
ここで重要になるのが、ビスの「締め加減」です。

屋根材と下地の間には空間があるため、ビスを必要以上に強く締め付けると、成形された金属屋根材がへこんだり、変形したりする可能性があります。
また、ビスと屋根材の間に入っているパッキンにも負担がかかります。締め付けすぎることで、パッキンが割れたり、切れたりする可能性もあります。
そのため、ただ強く締め付ければよいというわけではありません。
屋根材の状態やパッキンのつぶれ具合などを確認しながら、適切な締め加減で固定することを気を付けて行いました。
一人で本締めを行って感じたこと
前回は職人さんに教えていただきながら施工しましたが、今回は一人で本締め作業を行いました。
実際に一人で作業してみると、ビスを打つ位置だけでなく、屋根材の変形がないか、パッキンが適切な状態になっているかなど、自分自身で確認しながら作業を進める必要があります。
前回教えていただいたことを思い出し、一つひとつ確認しながら本締めを行いました。
今回の作業を通して、屋根材をきれいに納めるためには、施工方法を覚えるだけではなく、「どのくらいの力で締めるのか」という職人さんの感覚も非常に重要だと感じました。
本締め後は「切り粉」の清掃
本締め作業が終わった後には、屋根面の清掃も行いました。
今回使用したビスは、先端がドリルのようになっており、鉄板を貫通させながら下地へ固定していくタイプのビスでした。
そのため、ビスを打ち込む際に金属の「切り粉」が多く発生します。
この切り粉を屋根の上に残したままにしておくと、雨などによって切り粉が錆び、その錆が屋根材に付着して「もらい錆」の原因になることがあります。
せっかくきれいに施工した屋根でも、切り粉を残してしまえば、屋根材の表面に錆が発生する原因になってしまいます。
そのため、屋根工事では施工そのものだけでなく、最後の清掃までが大切な作業になります。
今回は、本締め作業が終わった後にほうきとブロワーを使用し、屋根面に残っている切り粉をしっかりと清掃しました。
また、屋根の下に落ちた切り粉についても確認し、くぎ拾いなどを使って回収しました。
さらに、雨樋の中に溜まった切り粉もブロワーで端に寄せてから回収し、最後まできれいに清掃しました。
施工は「取り付けて終わり」ではない
今回の作業では、前回職人さんに教えていただいた施工方法を一人で実践することができました。
ビスの締め加減や屋根材の状態を確認しながら施工することに加え、最後に切り粉までしっかり清掃することで、屋根を長くきれいな状態に保つための大切な工程まで学ぶことができました。
屋根工事は、「屋根材を取り付ければ終わり」ではありません。
「正しく施工すること」と「施工後の状態をきれいに仕上げること」。
その両方が、品質の高い屋根工事につながるのだと改めて感じた一日でした。
これからも実際の現場で経験を積み重ねながら、一つひとつの作業の精度を高めていきたいと思います。


カーポート設置現場で土間コンクリートの型枠設置工事を行いました
今日は、以前カーポートを組み立て・設置した現場で、駐車場の土間コンクリートを打設するための「型枠設置工事」を行いました。

今回の駐車場には、土間コンクリートを6分割して打設する計画になっています。
今回、土間コンクリートを6つの区画に分ける際に設ける境目を「スリット」といいます。
また、駐車場の土間コンクリートでは、スリット部分を利用して意匠的なアクセントにすることもあります。
なぜ土間コンクリートを分割して打設するのか
土間コンクリートを施工する際、広い面積を一度にすべて打設するのではなく、いくつかの区画に分けて施工する場合があります。
その大きな理由の一つが、「コンクリートのひび割れ対策」です。
コンクリートは乾燥・硬化する過程で収縮するため、広い面積を一度に施工すると、ひび割れが発生しやすくなります。
そのため、今回の駐車場も大きな面積をそのまま一枚で仕上げるのではなく、適切な寸法に分割して打設する計画となっています。
特に、駐車場のように車などの重量物が載る場所では、コンクリートのひび割れを抑えるためにも、スリットを設けて適切な区画に分けて施工することが重要になります。
土間コンクリートを支える下地づくり
今回の駐車場では、土間コンクリートを打設する前の「下地づくり」も重要な工程となります。
そこで、「砕石」を敷き、地盤を補強しました。
砕石を敷いた後は、「転圧機」を使用してしっかりと締め固めます。


転圧を行うことで、砕石の粒同士が締め固まり、土間コンクリートを支えるための安定した「路盤」をつくることができます。
駐車場では、完成後に車などの重量物が載るため、表面のコンクリートだけでなく、その下にある「地盤・路盤」がしっかりしていることが重要です。
下地を十分に締め固めておくことで、コンクリートを打設した後も車両の荷重をしっかりと支えられるようにします。
このように、土間コンクリートの施工では、コンクリートを打つ作業だけでなく、その下にある「見えなくなる部分の下地づくり」も非常に大切な工程です。
今回の現場でも、砕石の施工と転圧をしっかり行い、次の「型枠設置」と「土間コンクリート打設」につなげていきます。
水糸で土間コンクリートの高さを確認
型枠を設置する際には、「水糸」を使用して土間コンクリートの仕上がり高さを確認します。
水糸を張ることで、今回施工する土間コンクリートの「天端(仕上がり高さ)」を示します。


この水糸を基準にして型枠の高さを調整し、コンクリートを打設した際に所定の高さになるように施工していきます。
今回使用した型枠は高さ105mmのものです。
水糸で示した天端と型枠の天端を合わせることで、約100mm、つまり10cmの厚さで土間コンクリートを打設できるようにしています。
このように、土間コンクリートの施工では、ただ型枠を組むだけではなく、「どの高さで仕上げるのか」を正確に確認しながら施工することが大切だと感じました。
次回も引き続き型枠から作業を行います。型枠の完成形がとても気になります。職人さんの仕事を身近見て、学んでしっかり吸収していきたいと思います。

今日も一日おつかれさまでした。明日も一日ご安全に!















