カーポート撤去から外構撤去工事へ|重機の使い分けとコンクリート下地づくり
前回のカーポート撤去工事に引き続き、今回は外構部分の撤去工事を行いました。
今回の工事では、既存の花壇や自然石、土間コンクリートなどを撤去し、今後コンクリートを打設するための下準備を進めていきます。
外構の撤去工事というと、「既存のものを壊して取り除く」というイメージがありますが、実際の現場では、単純に壊せば終わりというわけではありません。
撤去後の仕上がりや、新しく施工するものまで考えながら、解体・掘削・分別を進めていく必要があります。
カーポートの柱撤去で実感した「重機の力」


朝から重機を搬入し、まずは前回の工事で残っていたカーポートの柱の撤去から始めました。
カーポートの柱は全部で6本あり、そのうち3本は人力で撤去することができました。
しかし、前日にどうしても抜くことができなかった柱については、重機を使用して撤去しました。


実際に重機を使ってみると、これまで苦労していた柱があっという間に抜けました。
人力では難しいものでも、重機の掴む・引き抜くといった力を利用することで、作業効率を大きく上げることができます。
ただし、重機は「力が強いから使えばいい」というものではありません。
既存の配管や埋設物、周囲の構造物などを確認し、どこに力を掛けるのかを考えながら作業することが重要です。
今回の作業を通して、人力で行う部分と重機に任せる部分を適切に判断することも、現場での重要な施工判断の一つだと感じました。
レンガの花壇と自然石を順番に撤去
カーポートの柱の撤去後は、既存の花壇を撤去しました。



今回の花壇はレンガで造られていたため、まずレンガを集中して撤去し、その後、周囲にある丸石などの自然石を撤去していきました。


外構の解体では、異なる材料が混ざった状態で撤去してしまうと、後の分別が大変になります。
そのため、レンガ、自然石、コンクリートなど、材料の種類を意識しながら撤去していくことが重要です。
これは最終的な処分費や再生資源としての活用にも関係してくるため、解体の段階から分別を意識することが大切だと感じました。
コンクリート打設を見据えた「掘削」
撤去作業の次は、今後コンクリートを打設するために、土や砂を掘り下げていきます。
ここで重要なのが、ただ地面を掘るのではなく、完成する仕上がり高さから逆算して掘削深さを決めることです。
例えば、既存の地盤から一定の高さでコンクリートを仕上げる場合、コンクリートそのものの厚さだけでなく、必要に応じて砕石などの路盤材を施工するスペースも考慮しなければなりません。
つまり、
「完成高さ」
↓
「コンクリート厚」
↓
「路盤・砕石の厚さ」
↓
「掘削する深さ」
というように、仕上がりから逆算して施工していきます。
特に外構工事では、既存の建物や玄関、道路などとの高さ関係も重要になります。
高さを間違えると、水が建物側へ流れてしまったり、排水が悪くなったりする可能性があるため、レベル管理は非常に重要です。
明日は、このコンクリート打設に向けた掘削作業を行う予定です。


撤去した材料も「資源」として考える
今回の工事で印象に残ったのが、撤去した材料の分別です。
レンガ、丸石、コンクリート、瓦、土などを混ぜてしまうのではなく、それぞれ分別して処理しています。
建設現場では、廃棄物を適切に分別することが重要です。
「撤去したもの=すべてゴミ」ではなく、材料ごとに分けることで再資源化できるものがあるということです。
解体工事は壊す作業に目が行きがちですが、実際には「何を残し、何を撤去し、どのように分別し、次の工事へつなげるか」まで考える必要があります。
板金工事にも通じる「次の工程を考える」ということ
今回の外構撤去工事は、普段行っている板金工事とは少し違う作業でしたが、現場で大切にする考え方には共通する部分があると感じました。
板金工事でも、屋根や外壁を施工するときには、最終的な仕上がりだけを見るのではなく、下地・水の流れ・納まり・他工種との取り合いまで考えて施工します。
今回の外構工事でも同じで、「今やっている作業が、次の工程にどうつながるのか」を考えることが大切です。
次に施工するコンクリートの仕上がりを考え、必要な高さまで掘削し、材料を適切に分別して、次の工程へ引き渡せる状態をつくります。
明日はコンクリート打設に向けた掘削・下地づくり。
仕上がりの高さや水勾配なども意識しながら、次の工程につながる施工をしっかり学んでいきたいと思います。
今日も一日おつかれさまでした。明日も一日ご安全に!















