今回は、雨漏りがしているとお問い合わせをいただき
工事をさせていただいた方の工事の様子をご紹介致します🎵
現場調査🔎
現場調査に伺いドローンを用いて調査をさせていただきました🔎


軒天裏が雨漏りによって剥落しそうになっている状態でした💦
いつ剥落してもおかしくないようなとても危険な状態です😥⚠️


屋根上の状況をドローンで拝見したところ、
雨漏りを起こしている真上の屋根の谷の納まりが悪く、雨樋の勾配が緩く
うまく雨水が排水されていない状況でした💦
その為、軒天裏に雨水が回ってしまったことが雨漏りの原因ということが分かりました💦
ワンポイント解説👌軒天(軒裏)とは?

こんにちは一級建築士の名和です🐭
ここでワンポイント解説✨✨✨
今回は、軒天(軒裏)とは?について
ご説明させていただきます!


下から見る軒天部分はこんな感じです↑
外壁から外側に突き出している屋根の裏側を”軒天”といいます。
軒天・軒裏は同じ場所のことをさしますが、
上から見下ろした場合は”軒裏”といい、下から見上げた場合は”軒天”といいます。
主に三つの役割があります👇
✅延焼防止・・・火災時に窓から炎が上がった場合に軒まで炎が達するのを防ぎます。
✅デザイン性・・・軒天があるのとないのとでは建物のデザインでに大きく差が出ます。建物全体の印象を引き立ててくれます。
✅外壁劣化防止・・・雨水や日差しが直接外壁に当たることを防ぎ、外壁の劣化や色褪せを防止します。
調査報告
現場調査が終わり調査報告書と見積りを提出📁
H様邸の軒天裏は”ケイカル板”といわれる素材のものでしたので
雨水が回らないように水切板金を設け、軒樋に雨水がしっかり排水される流れを作り、
軒天裏に板金を施工することをご提案させていただき工事に取り掛かりました!
ワンポイント解説👌ケイカル板は『水に弱い』💧
軒天材としてよく使われるケイカル板(ケイ酸カルシウム板)。
不燃で軽くて扱いやすい、とても優秀な建材ですが、じつは 水に長く触れ続けるのは苦手 なんです。
ケイカル板は湿気を吸いやすい性質があり、雨水が入り込んだ状態が続くと
反り・たわみ・表面の浮き・剥がれ などの劣化が起きやすくなります。
「軒天がふくらんでる気がする」「表面が波打って見える」
そんな時は、見えないところで雨水が入り込んでいるサインかもしれません🚨
足場設置
まず初めに、安全に・正確に・丁寧に作業を行うため に足場を設置しました!

寸法測定📏
足場設置完了後、ぴったり合う材料を用意して、無駄なく正確に施工するために
寸法とりを行いました📏



仕上がりの精度を高め、スムーズに工事を進めるための大事な下準備 なんです💡
軒樋撤去・再取付
今回の工事では、軒樋の勾配(こうばい:水が流れるための “傾き”)が適切ではなく、
雨水がスムーズに流れない状態になっていました💦
そのままでは水が溜まってあふれる原因になるため、
一度すべて取り外し、正しい傾きになるように位置を調整して再取付 を行いました。

軒樋撤去後、雨水が軒樋にしっかり流れるように破風包み板金を施工しました!


破風包み板金施工完了後、谷納めの下に新たに水切板金を設置し、
軒樋を再取付していきました!
こうすることで軒天裏に水が回らずしっかりと軒樋へ排水される流れを作ることができます!


軒天裏板金施工
軒樋の再取付完了後、軒天裏に板金を施工しました!


足場解体→施工完了✨
最後に、足場を安全に解体作業し施工完了した写真がこちらです📷✨


既設の軒天裏との色の差が出ないように、板金も同じ色合いで施工させていただきました!
これで雨漏りの心配がなくなり、お客様にも大変喜んでいただけました🎵
実は、軒天裏の雨漏りは“よく起きるお家のトラブル”のひとつです。
気づきにくい場所なので、症状が出た時にはすでに進行していることも…😥
今回のように、進行すると軒天材が湿気を含んで剥落する危険性もあります⚠️
同じような事例で施工させていただいた方の記事もご参考にしてみてください👇

普段見えにくい場所だからこそ気づきにくく、傷みが広がりやすい箇所ですので、
少しでもシミやたわみなどのサインがあれば、早めの点検をご検討ください!
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