【防水工事/板金工事】バルコニー雨漏り対策工事 [アクリルゴム系塗膜防水] Tビル(岐阜県岐阜市)

施工前
施工後

今回は、雨漏りがしているとお問い合わせをいただき、
工事をさせていただいた方の工事の様子をご紹介いたします!

目次

現場調査🔍

現場調査に伺ったところ、サッシ廻りから雨水が侵入しているのが確認できました💦

現場調査①
現場調査②

サーモグラフィで室内の調査を行ったところ、雨漏りが起きているとされる箇所は
写真の白枠で囲んであるところをご覧の通り、右側と比べて温度が低くなっているのが分かります。

現場調査③(サーモグラフィ)
現場調査④

バルコニーに設置されている谷樋との取合部などに隙間があり、
短時間の大量豪雨により隙間から雨水が侵入したと思われます💦

現場調査⑤(バルコニー)
現場調査⑥(バルコニー)

調査報告

現場調査が終わり報告書と見積書を提出📝

①谷樋・屋根・パラペットの取合部の隙間を全て板金で塞ぐ
②バルコニーにアクリルゴム系塗膜防水処理を行う

以上2点の工事をすることをご提案させていただき、工事に取り掛かりました!

調査報告書(施工図)


こんにちは一級建築士の名和です🐭

ここでワンポイント解説✨✨✨

今回は、”アクリルゴム系塗膜防水”について

ご説明させていただきます!

アクリルゴム系塗膜防水ってなに?
アクリルゴム系塗膜防水とは、液体状の防水材を塗り、乾かしてゴムのような防水膜をつくる工法です。
つなぎ目がなく、ひび割れにも追従するため、雨水をしっかり防ぐのが特徴です。

4つの特徴
においが少なく安全
水性タイプなので施工中のにおいが少なく、住宅でも安心して使えます。
ゴムのように伸びてひび割れに強い
乾くと弾力のある膜になり、細かなひび割れにも対応します。
どんな形状の場所にも施工しやすい
塗るだけで防水層になるため、ベランダや複雑な形状の場所にも向いています。
コストを抑えやすい
ウレタン防水より費用を抑えられる場合が多く、メンテナンスもしやすい工法です。

箱樋 水切板金取付

まずはじめに、既設の箱樋に水切板金を取付していきました!

箱樋の排水ドレンの目皿ををカットして除去したのですが、よく見ると写真赤枠のように
ドレンにヒビがおおきく入っていました💦
こうした隙間から本来下へ流れる雨水が室内へと侵入していきます💦

排水ドレン目皿カット状況
排水ドレン劣化状況

ヒビ割れや隙間を埋めるようにシーリングを施工していきました!

シーリング施工状況①
シーリング施工状況②

加工した水切板金を囲うように順番に取付していき、
またその隙間を埋める形でみっちりシーリングをしていきました!

水切板金・シーリング施工状況①
水切板金・シーリング施工状況②
水切板金・シーリング施工状況③
水切板金・シーリング施工状況④
水切板金・シーリング施工完了

塗膜防水工事

水切板金施工完了後、塗膜防水の作業に入っていきました!

今回採用した塗膜防水材は
水系アクリルゴム難燃塗膜防水材
MYルーファー HG
』です✨

色味は”ライトグリーン”🍃を採用しました!

①プライマー塗布

プライマー塗布状況

いくら良い上塗り塗料を使用しても、この下塗り塗料がしっかりとしていないと密着不良などのトラブルが起きることがあるので、しっかりと行いました!!

②防水端部シーリング処理

プライマー塗布作業完了後、防水端部にシーリング処理を行いました!

防水端部シーリング状況①
防水端部シーリング状況②

防水の端っこは一番弱く、水が入りやすい場所です。
その部分にシーリングをして隙間をなくすことで、防水層のめくれ防止雨水の侵入防止になります💡

③防水テープ・補強布貼り

シーリング処理完了後、角や取合部分のヒビ割れしやすい部分に
防水テープ・補強布を貼りました!

防水テープ・補強布貼り状況

ープと補強布は防水の“補強材”で、耐久性を高めて長持ちさせる役割があります💡 

④防水テープ・補強布増塗

防水テープ・補強布貼り完了後、その上からアクリルゴム系防水材をを増塗していきました!

防水テープ・補強布 増塗作業状況

補強材は防水を強くするための“芯”なので、
その上からしっかり防水材を塗って厚みをつけ、ひび割れに強く長持ちする防水層に仕上げます💡

⑤防水層 1層目

増塗作業完了後、防水層の1層目の塗布作業に入っていきました!

防水層 1層目状況

⑥防水層 2層目

1層目の作業完了後、2層目の作業に入っていきました!

防水層 2層目状況

1回目と比べると、色がはっきりと濃く綺麗にになっているのが分かりますね👀✨

⑦トップコート塗装

最後に、トップコートを塗装して防水工事の作業完了です✨

トップコート塗装状況

サッシ廻りシーリング処理

防水工事完了後、サッシ廻りのシーリング処理を行いました!

サッシ廻りシーリング処理状況①
サッシ廻りシーリング処理状況②

サッシのまわりは隙間ができやすく、雨漏りしやすい場所です。
防水工事の仕上げとしてシーリングでしっかり塞ぐことで、
防水層とサッシの取り合いからの雨漏りを防ぎます。💡

笠木板金施工

サッシ廻りのシーリング処理完了後、最後の仕上げとなる”笠木板金”を施工していきました!

💡笠木板金とは?
笠木板金とは、ベランダやバルコニー、パラペットの上部にかぶせてある金属製のカバーです。
雨風や紫外線から建物を守る、大切な役割を果たしています。

笠木板金

🌟笠木板金の役割

  • 雨水の侵入を防ぐ
    上からの雨が壁や内部に入り込まないようにガードします。
  • 劣化を防ぐ
    コンクリートや下地材のひび割れや腐食を防ぎ、建物の寿命を延ばします。
  • 美観の向上
    建物の仕上げとして、見た目もスッキリと整います。
笠木施工状況①
笠木施工状況②
笠木施工状況③
笠木施工状況④

順番に施工していき、笠木施工完了した写真がこちらです📷👇
コーナー部分も綺麗に納めることができました!

笠木施工完了①
笠木施工完了②

施工完了✨

施工完了した写真がこちらです📷🎶

施工完了✨

これで雨漏りの心配もなくなり、私たちもホッと一安心です🍀

ベランダやバルコニーは日頃雨水や紫外線の影響を受けやすい場所です⚠️
小さなひび割れや劣化も放置すると雨漏りにつながります☔

劣化が進む前に早めの点検・メンテナンスをしていただくことを推奨しています‼💡

当社ジオプランでは、『屋根・外壁無料診断(ドローン調査)🔍』『雨漏り調査
どちらも調査は無料で行っておりますのでお気軽にお問合せくださいね🎵

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代表取締役 名和修

お問い合わせ・お見積りは
すべて無料です!
お気軽にご相談ください🐭

スタッフ池田

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