今回は『【屋根工事】リフォーム工事 屋根カバー工事 スーパーガルテクト G店舗(岐阜県岐阜市)』の外壁工事の様子をご紹介させていただきます♪
現場調査🔍
現場調査に伺ったところ、こちらの建物は築10年以上が経過しており、
経年劣化により様々な箇所で不具合が生じ始めておりました。

外壁の色褪せが目立ち、パット見てわかるほど色の違いが出ていました。

外壁の一部分が剥がれ落ちてしまっている箇所もありました。
また、こちらの建物の1階屋根は陸屋根といわれる傾斜のない平らな屋根になっており、それを囲うようにパラペットがありました。
そのパラペットの内壁部分もかなり劣化が進んでいる状態でした💦


ワンポイント解説①🌠パラペット内壁とは?

こんにちは一級建築士の名和です🐭
ここでワンポイント解説✨✨✨
”パラペット内壁”について
ご説明させていただきます!
パラペットというのは、お家の屋根のまわりにある、少し立ち上がった低い壁のことです。
よく見ると、屋根の端にぐるっと囲うような形でついています。
その内側の壁のことを“パラペット内壁”と呼んでいます。
今回のような陸屋根につけられるパラペットは以下の役割があります!
◎パラペットの役割(陸屋根の場合)のメリット
- 防水の強化
屋根の防水層を立ち上げて施工できるようにし、雨漏りを防ぎます。 - 安全対策
屋上に人が上がる場合、落下を防ぐ手すりの代わりになります。 - 外観の整え
空調機器や配管などを隠す効果があり、建物の見た目をすっきりさせます。 - 風や雨の影響を軽減
屋根の端を守ることで、建物全体の耐久性を高めます。
しかし、風雨の影響を受けやすく、年数が経つとどうしても汚れやひび割れなどの劣化が出やすい場所です。
×デメリット
ひび割れや剥がれ:防水層の劣化により、雨水が侵入する可能性があります。
排水不良:排水口の詰まりなどにより、雨水が溜まりやすくなります。
などの不具合が起きやすい為、日ごろのメンテナンスが必要です🔍
調査報告
現場調査が終わり調査報告書と見積りを提出📁
今回は屋根のリフォームも同時にやりたいとのご希望でしたので、お客様のご予算に合わせて
使用できる既設材はそのまま利用しながら、
劣化の度合いに合わせて、カバー工法で貼替をする箇所、既設材を撤去して新しく貼替する箇所、
塗装で工事をする箇所をそれぞれ分けて工事をすることをご提案させていただき工事に取り掛かりました。

今回外壁材にはニチハ株式会社 金属サイディング『NS型 ネオスパンプレミアム ネイビーブルー』を採用しました!!


透湿防水シート施工
まず初めに、外壁を貼替する箇所全てに透湿防水シートを施工しました。




胴縁施工
透湿防水シート施工完了後、胴縁(外壁下地)を打ち込んでいきました。
ワンポイント解説②🌠(胴縁の役割)
外壁のカバー工法は、新しい外壁を張る前に”胴縁”といわれる下地を取付します。
胴縁は、外壁を固定する役割だけではなく、通気層の役割もあります✨
胴縁で作られた通気層によって、
①断熱効果を高める ②外壁内部に侵入した雨水を排出する
という2つの大きな役割があるのです✨
外壁に新たな通気層を設けることで、30年以上の耐久性維持が期待できるとも言われています‼




防水処理
胴縁施工完了後、配線・配管廻りを防水処理しました。
ワンポイント解説③防水処理の必要性とは?
外壁改修工事において配管まわり等の防水処理は非常に重要です!!
①雨水の侵入防止
配管の取り合い部分は隙間ができやすく、雨水の侵入リスクが高いため、防水処理が必須です。
②建物内部の劣化防止
雨水が侵入すると内部の断熱材・下地材が腐食・カビ・サビなどで劣化する恐れがあります。
③漏水事故の防止
室内への漏水や壁内部での結露によるトラブルを未然に防ぎます。
④長期的な耐久性の確保
防水処理により、建物の耐久性・メンテナンス性が向上し、将来的な修繕費の削減にもつながります。
⑤美観の保持
配管周辺の仕上げがきれいになることで、見た目の品質も向上します。


水切板金施工
防水処理完了後、外壁材を貼る前に様々な箇所の水切板金を施工していきました。
🌟土台水切
まず土台水切を解体・撤去しましたが、写真をご覧の通り隙間から入った落ち葉やゴミなどが詰まってしまっていました💦






スターターといわれる部材を取付することで、
雨水の侵入を二重に防ぐ役割があります。

🌟サッシ廻り・ドア等の開口廻りの水切




🌟給湯器上の水切


🌟コーナー水切


外壁貼り
水切板金施工完了後、いよいよ外壁材を貼る作業に入っていきました。


約3週間もの期間をかけて職人さんが1枚1枚丁寧に施工をしてくれました👀✨




換気フードを取付する部分も職人さんが綺麗に加工をして施工していました。さすがです✨


コーナー納めも綺麗に納めることができました!👇




🌟パラペット内壁部分
パラペット内壁部分は先に笠木を新しく取付した後、外壁材を貼りました!

笠木天端に雨水がたまらない様に笠木勾配下地を取付しました。



軒樋・竪樋取付
外壁材施工完了後、竪樋を施工していきました。

排水の位置が改修した為、ずれてしまい窮屈になっておりましたので、
45℃のエルボ管をつけて既設の竪樋に接続し、
雨水がスムーズに排水できる形をとりました。


塗装・器具取付
軒樋・竪樋取付完了後、看板部分の外壁塗装と外部コンセントの取付をしました。



施工完了✨
全ての作業が完了した写真がこちらです📷✨




とっても綺麗に生まれ変わりました✨
色鮮やかなネイビーブルーの色が太陽の光が当たることでより鮮やかに見え綺麗ですね!
お洒落な外観に仕上げることができホッとしています☻
お客様にも大変喜んでいただき、嬉しいお言葉もいただきました!

外壁の耐用年数はおおよそ築30年~35年と言われています。
ただし、塗装のメンテナンスは10~15年ごとに必要なことが多いです。
塗膜が劣化すると防水性能が落ちるので、外壁材自体の寿命にも影響します。
今のお住まいにより長く快適に過ごすためにも
定期的な点検・メンテナンスが必要です♪
今回のお客様のように外壁の箇所やダメージに合わせて工事することによって工事費用も抑えることができますので、一度お住まいの点検から始めてみてはいかかでしょうか。
当社ジオプランでは、建物の構造を知り尽くす1級建築士もおりますので
少しでも気になること、不安なことがございましたらお気軽にお問い合わせくださいね(^^♪
最後に…‼!ここまで読んでくださった方に嬉しいお知らせです🌸
只今当社ジオプランでは『プレゼントキャンペーン🎁』を実施中です‼!

詳しい詳細は、『プレゼントキャンペーン実施中🎁』をご覧ください🎵

お問い合わせ・お見積りは
すべて無料です!
お気軽にご相談ください🐭

随時情報を更新しております♪クーポン情報も掲載中!
要チェックです🐥