今回は、竪樋から雨水が漏れ出ているとのお問い合わせをいただき工事をさせていただきました。
現場調査🔍
現場調査に伺ったところ、原因箇所の竪樋の一部分が伸縮によりパックリ割れてしまっていました💦
ワンポイント解説👌軒樋・竪樋とは?
こんにちは一級建築士の名和です🐭
ここでワンポイント解説✨✨✨
今回は、”軒樋・竪樋”について
ご説明させていただきます!
雨樋は大きく分けて「軒樋(のきどい)」と「竪樋(たてどい)」の二つに分かれています。
- ▽軒樋(のきどい)
-
屋根の軒先に取り付けられる樋のことを「軒樋」といいます。
屋根から流れてきた雨水を地面に排水させるために、軒樋が受け止めて排水してくれる役割があります。
- ▽竪樋(たてどい)
-
屋根から地面へ垂直に取り付けられる樋のことを「竪樋」といいます。
軒樋から流れた雨水が集水器から竪樋に流れることで地面にスムーズに排水することができます。
この建物で使用されている樋は『塩ビ製』でした。
塩ビ製の雨樋は、太陽熱を吸収する為、暑い夏は拡張・寒い冬は収縮します。
※温度変化10℃に対して長さ1mあたり0.7mm伸びます。
特に、ビルやマンションなどの高層階から流れる雨樋など、長ければ長いほど伸縮による負担がかかる為
この伸縮の現象により亀裂が入り割れてしまうケースが多いです⚠
調査報告📌
現場調査が終わり見積り書を提出📁
破損している部分の樋を部分的に取替することをご提案させていただき、工事に取り掛かりました。
既設竪樋撤去
まずは、破損している部分の竪樋を撤去しました。
新設軒樋取付→施工完了✨
既設竪樋撤去完了後、新設竪樋を施工していきました。
伸縮に対応できる『スライドチーズ(繋手)』を施工しました。
タッチバンドともいわれる
竪樋を固定する為の輪っか状のステンレス金具を取付し、
しっかりと固定をしていきました。
施工完了した写真がこちらです📷✨
これで、雨漏りの心配もなくなり、しっかりと下まで雨水が排水される流れを作ることができました☻
雨樋は雨水をスムーズに排水するだけではなく、外壁などへ雨水が侵入し腐食したり、雨漏りするのを防ぐ役割もある大事な役物です。
雨樋の寿命は約10年~15年といわれています。
劣化が進んでしまうと樋の機能をなくし建物への影響も出てしまいますので
そうならない為にも一度点検されることをお勧めしています🌟
気づかないうちに劣化が進んでいるかもしれません⚠
当社ジオプランは、劣化している部分のみの部分的な補修工事も可能です🎵
お客様にとってベストな形で工事をさせていただくのが当社ジオプランです✨
雨漏り調査☔/屋根・外壁診断🏠を無料でさせていただいておりますのでお気軽にご相談くださいね🎵
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