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今回は、Ｔ様邸より雨漏りのお問合せをいただき、屋根の葺き替え工事をさえていただきました😊
現場調査📷
現場調査に伺ったところ、Ｔ様邸の屋根は”アスファルトシングル葺き”といわれる屋根でした🏠
ワンポイント解説👌①アスファルトシングル葺き屋根ってなに？
こんにちは一級建築士の名和です🐭
ここでワンポイント解説✨✨✨
今回は、”アスファルトシングル葺き屋根”について
ご説明させていただきます！
アスファルトシングル屋根とは、ガラス繊維基材にアスファルトを浸透させ、表面に石粒を吹き付け接着してある屋根材のことをいいます！
🌟メリット
・デザイン性が高い （温かみのある印象を与えてくれるのがアスファルトシングル屋根の特徴🎵）
・軽量な為、耐震性◎ （瓦屋根やスレート屋根に比べると非常に軽量なので、耐震性重視の方にはおすすめです!!）
・防音性◎ (通気層がない分、スレート屋根に比べると防音性は高い）
🌀デメリット
・耐風性△ (強風に弱く剝がれやすい。劣化が進むとちぎれる可能性も…💧）
・断熱性△ (瓦屋根と違い、構造上通気層がないので、夏の日差し🌞を直接吸収してしまい、居室が暑くなりがちです。）
経年劣化により、屋根にぽっかり穴が空いてしまっている箇所や、ちぎれや剥がれが目立ちボロボロなところに雨水が貯まってしまっている状況でした💧
また、穴が空いている箇所から屋根裏を覗いてみると通気層がない為、湿気がかなりあり内部もかなり劣化が進んでいつ壊れてもおかしくない状況でした😥
調査報告📝
現場調査が終わり調査報告書と見積りを提出📁
屋根全体がかなり劣化が進んでいる状態であることから、屋根全体を解体して屋根の葺き替え工事をすることをご提案させていただき工事に取り掛かりました👷
📌既設屋根：アスファルトシングル→📌新設屋根：折版屋根
屋根解体🪚
足場組立後、屋根全体を解体していきました！
写真のご覧の通り、量がすごいです…💧屋根の解体・撤去するだけでも大変な作業であることが分かります。
屋根の解体・撤去を終えてあらわになったアスファルトの状態の写真がこちらです↑
防水シート施工💧
屋根の解体・撤去を終えて、防水シートを施工していきました👷
今回使用した防水シートは
「エスエス・ルーフィング」です。
合成繊維メッシュを芯材に使用することで、引裂強度が高い製品です✨
鉄骨組🔩
今回、Ｔ様邸では屋根下地を鉄骨で施工し、タイトフレームを取付しました。
木下地と比べて、耐火性に優れているのが特徴です💫
屋根材荷揚げ🪜
新しい屋根材をクレーン車で荷揚げしていきました👷
１枚１枚慎重に荷揚げしていきます。
折版屋根・役物施工🔨
荷揚げ作業が完了し、新設屋根の施工をしていきました👷
鉄骨組で屋根までの高さが出た部分も折版できれいに施工していき…
空気層を設けるために換気キャップも取付し、軒先にも換気面戸を取付しました！
屋根の立ち上げ部分には、ケミカル面戸・エプロン面戸もしっかりと施工していきました😊
ワンポイント解説👌②ケミカル面戸・エプロン面戸の役割とは？
面戸には大きく、「ケミカル面戸」と「エプロン面戸」の２種類があります。
”ケミカル面戸”
ケミカル”はポリエチレンのことであり、伸縮性や柔軟性があります。
通気性もあるので、湿気による屋根材の劣化も防ぐことができます。
”エプロン雨戸”
主に雨水の侵入を防ぐ役割があります。
雨戸を取り付けることによって、隙間から風・雨の侵入を防いだり鳥獣の侵入も防ぐメリットがあります。
雪止め金具も取付をしていよいよ完成です😊
施工完了✨
施工完了した写真がこちらです📷
見違えるほど、綺麗で立派な屋根に仕上がりました😮✨
これで雨漏りの心配もなくなりました‼
屋根材によって耐用年数は様々ですが、10年に1度は住宅点検をすることをお勧めしています💡
少しでも気になる点・不安な点がございましたらお気軽にご相談くださいね‼
詳しい詳細は、「屋根葺き替え・カバー工法」「屋根板金工事」をご覧ください🎶
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