皆さんは、『減災(げんさい)』という言葉を耳したことがありますか？👂

1995年に発生した阪神淡路大震災・東日本大震災の経験から、
被害想定を超越した大災害が発生した場合、防災による備えが機能しなくなる、または十分でないという問題に直面し、被害を完全に防ぐことは不可能であることが明白になりました。

そのことから、
災害を「完全に防ぐことはできない」ため、被害をできるだけ小さくする考え方として
減災という取り組みが始まりました。

では、よく耳にする『防災』と何が違うのでしょうか？？👀

災害による被害をできるだけ「ゼロ」に近づけるため、
あらかじめ想定した被害に対するさまざまな取り組みを行なうことです。

また、災害対策基本法第2条2項によると、
防災には「被災からの復旧まで」を定義するとされています💡

これまで防災といえば“災害を防ぐ”ことが中心でした。
もちろん防災はとても大切ですが、近年は大きな地震や台風🌀・豪雨☔など、
すべてを防ぐことが難しい災害が増えています。
そこで注目されているのが“減災”という考え方です💡

屋根や外壁は、台風時の強風🌀や大雨☔で真っ先に被害を受けやすい場所です。
定期的な点検や補修を行うことで、
瓦や板金の飛散、雨漏りなどの二次被害を防ぎ、減災につなげることができます。
防災と減災を組み合わせて、大切な住まいとご家族を守りましょう。🏠

ところで、みなさんは屋根・外壁の点検を最後に行ったのはいつですか？
減災の観点から、定期的な屋根点検はとても大切です。

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