前回、大屋根の屋根葺き工事を終えたので、本日は換気棟(かんきむね)工事をしました。
”換気棟(かんきむね)”は、左図のように屋根の棟(頂部)に取り付けられている換気システムです。
暖められた空気は軽くなるので上昇し、冷やされた空気は下降します。屋根材においては、室内で暖められた熱は上昇し屋根裏に到達します。
すると冬は内外の温度差により屋根で結露が発生し、夏は60度近くなった高温の空気が屋根を支えている野地板などの構造木材を乾燥させ、耐久性を著しく低下させてしまいます。
その空気の動きの特性を活かし自然に排出させることで、屋根裏の結露、構造木材の耐久性低下を防いでくれる役割があるのです(^^♪
まず、換気棟(かんきむね)を取り付ける前に捨て水切りを取り付けていきます。
仕上げ材となる換気棟に設けられた通風口から侵入してくる雨水を屋根上に逃がしてくれる役割があります。
これがなければ、換気はできますが雨漏りをしてしまいますので重要な作業です…(◎_◎;)
捨て水切りの取付が完了したら、換気棟(かんきむね)を取り付けていきます。
今回、K様邸で使用した換気棟(かんきむね)は
「リッヂベンツ」というものです。
暑い空気がたまり易い住宅上部の棟に設置し、小屋裏の湿気や熱を効率良く排出する棟換気材です。
リッヂベンツを取り付けた実際の写真がこちらです♪
そして、換気棟(かんきむね)の上に
銅板下地を取付しました。
実際の作業の様子がこちらです♪
最後に新設の屋根葺きをし、換気棟(かんきむね)の取付工事完了です(^^♪
前回、「暑さ・寒さ対策の屋根リフォーム工事 K様邸(岐阜県羽島郡岐南町) ④各所役物納め」の工事では、軒先(のきさき)の換気納めの工事をしましたが、今回棟(むね)の部分に換気納めをしました♪
これにより、↓の図のように屋根全体の換気の一連の流れができました!
より高い断熱効果を求められる方には、「屋根葺き替え工事」や「屋根カバー工法」と併用して、換気棟(かんきむね)を取り付けることをお勧めしています♪
お気軽にご相談くださいね(^_-)-☆
次回は、「樋掛け・完成工事」をアップします!お楽しみに♪
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