【新米スタッフの現場成長日記】vol.76 工事の完成とともに学んだ、段取りと気配りの大切さ

本日、屋根のカバー工事と外壁塗装を行っていた現場が、無事に完成を迎えました。

きれいになったお住まいをお引き渡しできたうれしさとともに、今回も職人さんやお客様とのやり取りから、たくさんのことを学ばせていただきました。

今回は、その中でも特に心に残った「工程の組み方」「安全への目配り」「工事前の記録」についてお話しします。

今回の屋根には、表面に天然石の粒が施された屋根材を使用しました。大屋根や庇の屋根を葺いた後に、外壁などの塗装を進める工程でしたが、塗装の職人さんから、こんな助言をいただきました。

「屋根を傷つけたり汚したりしないように養生するけれど、こういう屋根材の場合は、塗装の大まかな部分を先に仕上げてから屋根を葺くと、作業が進めやすくなるよ」

これまで私が作っていた工程表は、「板金工事が終わったら塗装工事」というように、一つの工種が終わってから、次の工種へ移ることを基本に考えていました。

しかし、今回教えていただいたのは、現場の状況や材料に合わせて、部分的に作業の順番を入れ替えるという考え方です。

弊社では、板金工事と塗装工事の両方を行っています。それぞれの職人さんが作業しやすく、仕上がった部分も大切に守れるように工程を調整する。そのためには、工程表を作る段階で職人さんの意見を聞き、作業の流れを具体的に想像することが大切だと学びました。

また、足場についても気づきがありました。

屋根工事に入る前に確認したところ、軒先側の転落防止や作業スペースについて、改善が必要な箇所がありました。そこで足場屋さんに相談し、足場の追加や組み替えに対応していただきました。

「自分がここで材料を持って作業するとしたら、どう動くのか」
「どこに危険があり、どの位置に足場が必要なのか」

職人さんの立場になって考えることで、見えてくることがあります。すぐに対応してくださった足場屋さんに感謝するとともに、次回は足場を組む前の打ち合わせで、より具体的に伝えられるようになりたいと思いました。

そして、工事前の写真を残す大切さも、あらためて感じました。

今回の現場では、工事期間中にテレビの映りが悪くなることがありました。アンテナには触れていませんでしたが、もともとアンテナの一部には錆による傷みや、棒状の部材の折れが見られていました。

その状態を工事前に撮影していたため、以前からの状態を確認しながら、対応を相談することができました。

もちろん、写真だけで受信不良の原因が分かるわけではありません。それでも、工事前の状態が記録に残っていることは、状況を整理するうえで大切な手がかりになります。

工事をする場所だけでなく、その周辺の設備までよく確認して記録すること。 細かな写真の一枚一枚が、お客様への説明や、困ったときの確認につながると実感しました。

今回、お客様からは、長年楽しみにされているドラマが見られなくなってしまったと伺いました。

そのお話を聞き、テレビが映らないということは、お客様にとって大切な毎日の楽しみが一つなくなってしまうことなのだと、あらためて感じました。

専門的な確認は電気屋さんにお願いし、アンテナの向きの調整やテレビの再設定を行っていただいた結果、無事にテレビが映るようになりました。

本日のお引き渡しの際に、

「テレビが無事に見られるようになってよかったよ」

と喜んでいただけて、私もほっとしました。

今回の現場では、それぞれの仕事に真剣に向き合う職人さんたちの姿を、間近で見せていただきました。その仕事を支え、気持ちよく作業を進めていただくために、私ができることはまだまだあります。

事前の打ち合わせ、細かな情報の共有、現場での確認。 そして、お客様が日々どのように暮らしていらっしゃるかにも、気を配ること。

一つひとつの経験を次の現場に生かし、安心して工事を任せていただける現場管理を目指して、これからも成長していきたいと思います。

工事にご協力いただいたお客様、そして丁寧に作業を進めてくださった職人の皆様、本当にありがとうございました!

今日も一日おつかれさまでした。明日もご安全に!

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