R屋根の雨漏り改修|解体からルーフィング敷設まで
今回は、雨漏りが発生したR屋根(曲面のある屋根)の増し張り工事をご紹介します。
既設屋根の瓦棒を撤去し、どぶ部分の板金を残したうえで、その上からR形状の立平屋根を新しく葺く予定です。新しい屋根材を施工する前の、下地確認・解体・ルーフィング敷設までの様子をお伝えします。
施工前のR屋根の状況
今回施工するのは、なだらかな曲面が特徴のR屋根です。既設は、屋根面に細長い立ち上がりのある瓦棒葺きとなっています。
雨漏りへの対策として、新しい屋根材を重ねる工事を進めるため、まずは既設屋根と下地の状況を確認しました。




解体前に下地を確認し、撤去範囲を検討
本格的な解体に入る前に屋根の一部を開けて確認したところ、下地には木毛板が使用されていました。
雨漏りの影響で下地が部分的に傷んでいる可能性を考慮し、踏み抜き・転落のリスクを抑える目的で、どぶ部分の板金は残す方針としました。どぶ部分とは、瓦棒の間にある板金部分のことです。




下地を傷めないよう、瓦棒と周囲の板金を撤去
撤去範囲を確認したうえで、瓦棒とその周囲の板金に丸鋸で切り込みを入れ、順に取り外していきました。
切断時は、下にある木毛板まで傷めないよう、丸鋸の刃の出幅を調整しながら慎重に作業を進めています。






どぶ部分の板金を残しながら解体
解体は瓦棒とその周囲を中心に進め、どぶ部分の既設板金は残しました。
写真では、瓦棒を撤去した帯状の部分と、残したどぶ部分の板金が確認できます。下地の状態を踏まえ、撤去する範囲を絞って進めた工程です。






瓦棒の撤去部分を板金で覆う
瓦棒を撤去した帯状の部分には、板金を取り付けて覆いました。
屋根の曲面に沿って撤去部分を覆い、ルーフィングを敷く面を整えていきます。




施工箇所から順にルーフィングを敷設
作業の進行に合わせ、施工箇所から順にルーフィング(屋根の下に敷く防水シート)を敷設していきました。
部分的に開けた箇所から屋根全体へと施工を進め、R屋根の曲面に沿って敷き広げていきます。




屋根全体のルーフィング敷設完了
屋根全体にルーフィングを敷設し、新しい立平屋根を葺く前の下葺き工程が完了しました。
ルーフィングは仕上がると見えなくなる部分ですが、雨水の浸入を防ぐための大切な層です。今回の記事では、この段階までの施工をご紹介しています。






今後は、屋根の曲面に合わせたR形状の立平屋根の施工へと進む予定です。引き続き、工事の様子をわかりやすくお伝えしてまいります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


















