箱樋カバー工法で学んだ「見えない場所」を意識した施工
今日は職人さんと先輩と一緒に、工場の箱樋カバー工法の現場へ行ってきました。
先日、職人さんが加工・準備していた箱樋を取り付けるため、既存の箱樋の下に新設する箱樋用の金物を取り付ける作業を行いました。

現場では、朝一番に足場屋さんが移動式足場であるローリングタワーを組み立ててくださいました。高所での作業を安全に行うためには欠かせない設備であり、作業内容に合わせて移動しながら使用できるため、効率よく作業を進めることができました。改めて、安全な作業環境を整えることの大切さを実感しました。
今回の作業で特に意識したのは、「ビスを打つ前に壁の裏側を確認すること」です。
入社して間もない頃、屋根のカバー工法で母屋へビスを打った際、内部に照明の配線が通っていることに気付かず、配線を傷つけてしまった経験がありました。その失敗があったからこそ、今回は壁際にビスを打つ前に、裏側に配線や設備がないかをしっかり確認してから施工を行いました。

今回の現場は工場だったため、万が一配線を損傷してしまうと、設備の停止や生産への影響など、大きなトラブルにつながる可能性があります。見えない場所だからこそ慎重に確認することの大切さを、改めて実感しました。
また、金物を取り付けるための下穴あけでは、スパイラルステップドリルを使用したほか、ディスクグラインダーやクリッパーを使って加工も行いました。それぞれの工具には用途があり、現場の状況に応じて使い分けることで、安全かつ効率よく施工できることを学びました。



さらに、金物を加工する際には、先輩から指示された寸法どおりに加工するため、フラットバーの端材を使って治具を作りました。最初は、指示された寸法そのままの長さで治具を作ればよいと思っていました。しかし先輩から、「例えば50mmの位置に墨を付けたい場合、治具も50mmジャストで作ってしまうと、墨を付ける線の太さや位置によって実際には51~52mmになってしまうことがある。だから、墨付けすることまで考えて治具を作ることが大切だよ」と教えていただきました。
私はこれまで「寸法どおりに作ること」が正解だと思っていました。しかし、実際に使用する場面まで考えて治具を作ることが、本当に精度の高い加工につながることを学びました。治具一つを作るにも、その後の作業をイメージしながら工夫することが大切なのだと感じました。

今回の現場では、過去の失敗を繰り返さないための確認や、治具作りの工夫など、多くの学びがありました。これからも一つひとつの作業の意味を理解しながら経験を積み重ね、お客様に安心していただける施工管理を目指して頑張っていきます。

今日も一日おつかれさまでした。明日もご安全に!














