脚立が届かなくても大丈夫!現場で学んだ軒樋の採寸方法と金具の確認
今日は、軒樋の継ぎ目が劣化によって破損してしまった現場の調査に行ってきました。
現場に到着してお客様へご挨拶をした後、さっそく現状を確認しました。



今回の現場では、軒樋の継手が破損しており、その部分から雨水が漏れ、蔵の外壁に雨が飛び散ってしまっていました。長年雨水が当たり続けたことで、外壁には汚れも付着しており、継手一つの破損でも建物に影響が出ることを改めて実感しました。
お見積りを作成するためには、まず軒樋の長さを正確に測る必要があります。しかし今回は、脚立を使っても軒樋の近くまで近づくことができませんでした。
そこで別の方法を考えました。


現場を確認すると、大屋根のケラバから外壁面までの距離が、下屋根と同じ寸法になっていました。そのため、下屋根の出寸法を基準にし、樋の左右の出を確認したうえで、全体の長さを計算する方法で採寸を行いました。
次に、建物の外壁面の長さを測ります。


今回の距離は一般的なメジャーでは測れない長さだったため、巻き尺を使用しました。巻き尺は長距離を測ることができますが、ロープのようにたわんでしまうため、正確に測るにはピンと張ることが重要です。
そこで今回は、強力な磁石で巻き尺の先端を固定し、引っ張っても動かないことを確認してから採寸を行いました。ちょっとした工夫ですが、この一手間でより正確な寸法を測ることができます。
全長が分かった後は、現在取り付けられている樋の種類や金物の確認を行いました。
軒樋を支えている金物は**「吊り金具」、竪樋を外壁に固定している金物は「控金具」**と呼ばれます。
これらの金具は、ただ取り付ければ良いわけではなく、それぞれ適切な取付間隔が決められています。間隔が広すぎると樋がたわみやすくなり、雨水がうまく流れなかったり、強風や積雪による負担が大きくなったりする原因にもなります。
弊社では主にパナソニックのPC軒樋を使用しているため、今回はメーカーの施工要領書を参考にしながら、金具の取付間隔や施工方法についても勉強しました。



現場では「測るだけ」と思われがちな採寸ですが、安全に、そして正確に測るためには、その場の状況に合わせて方法を工夫することが大切だと感じました。これからも一つひとつの現場で経験を積みながら、より正確な調査ができるよう頑張っていきます!
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
明日も一日、ご安全に!














